社会人になり、初めて企画書や提案書を書くことになった、部署の異動や転職で初めて企画書や提案書を書くという時、何を書くべきか頭を悩ませているかもしれません。
作成経験がある人も、これまで企画や提案が通ったことがないと、何を書けば認められるのか悩んでいることでしょう。
そんな方のために企画書・提案書で何を書けば良いかわからない時、これだけは書いておくべきことをご紹介します。

企画書で書くべきこと
企画書はなんらかのテーマや課題などを与えられる場合や自ら課題やテーマを見つけ出して、それに対応するための企画を考え出し、企画書にまとめて提案をするものです。
盛大な企画を起ち上げることや自分がやってみたい理想をただ主張するのではなく、テーマや課題をいかに解決するのか、企画を行うことでどんな成果が出せるのかが重要です。
特にテーマや課題が課されていない場合は、ご自身が考え出した企画を実行することで、企業やクライアントにとってメリットが生まれ、成果が出なくてはなりません。
自分がやりたいことをアピールするのではなく、企画を実行することで得られるメリット、成果をしっかり書き、どうしてそれが必要なのか、それを実現するために何を行うべきか、そのためにどのくらいの期間と費用がかかるかを書くことが必要です。
理想や夢に終わらないためには実効性や具体的な実現性があることが必要です。
具体的な手段や達成する期間や費用を出すことで、実効性や実現性の説得力が増します。
これを踏まえ、企画書で何を書けば良いかわからない時、以下の項目を書いておきましょう。
・企画のテーマ
・企画の概要
・企画をすることで達成できる成果やメリット
・企画の具体的な施策
・誰が行うか
・全体のスケジュール
・予算
提案書で書くべきこと
提案書は社内の課題や問題の解決をはじめ、取引先や企業または個人のクライアントなどが抱えている課題や問題、悩みなどを解決する提案内容を書くのが基本です。
悩みや課題を抱えている相手から、現状をヒアリングするだけでなく、相手が実は気づいていない課題を含めて明確化することが求められます。
そのうえで、相手が課題を解決することで達成したいことや目指したいことを目標や成果として設定し、そのためには何をすれば良いかを提案します。
提案の概要だけでは、本当にそれで課題が解決できるのか、達成したい目標に達するのかは具体的ではなく不明確です。
相手が提案を受け入れ、実行に移したいと思わせるためには、実効性のある具体的な施策を提案することも欠かせません。
具体性を持たせるため、施策の内容だけでなく、誰がどう行うのか、人員の配置やスケジュール、手順、かかる予算なども示しましょう。
これを踏まえ、提案書で何を書けば良いかわからない時、以下の項目を書いていきましょう。
・現状分析
・課題の明確化
・達成すべき目標
・提案の概要
・課題解決のための具体的な施策
・誰がどう施策を実施するのか
・目標達成までのスケジュールと手順
・予算
書くことが目的ではない
企画書や提案書を書くとなると、締め切りを守ることや体裁や見た目などを意識してしまう方も少なくありません。
ですが、一番重要なのは、書くべき項目を並べることではなくその内容です。
これだけは書くべきことを、まずタイトルにして体裁を整え、それを埋めていく作業に入りましょう。
内容を埋めるためには、どうしても考えなくてはなりません。
空想や妄想では浮かんでこないことだからです。
これだけは書くべき項目を並べることで、おのずと現状分析を行ったり、クライアントへのヒアリングやコミュニケーションを密にしたり、調査やデータ分析、アンケート調査を行ったり、打ち合わせを重ねたりと行動に移せるようになります。
その結果、内容も深まり、ただ項目を並べるだけでなく、テーマや課題に沿い、それを解決して成果やメリットを出すための実効性ある内容が書けるようになります。
学生時代のレポートと異なり、提出すれば良い、及第点さえもらえれば良いわけではありません。
内容が認められ、採用されて企画や提案が実行されなくては意味がないため、具体化していくことが大切です。
まとめ
企画書で何を書くべきかわからない時は、企画のテーマ・企画の概要・企画をすることで達成できる成果・企画の具体的な施策・誰が行うか・全体のスケジュール・予算をまとめましょう。
提案書の場合は、現状分析・課題の明確化・達成すべき目標・提案の概要・課題解決のための具体的な施策・誰がどう施策を実施するのか・目標達成までのスケジュールと手順・予算です。
これらの内容を書くために、分析することや考える必要が出るので、おのずと企画や提案の内容が深まっていきます。